脊椎動物が顎を獲得したのはいつ頃か?
横浜市鶴見区の顎関節専門整体 てらお整体院 いしいです。
今回は、脊椎動物が顎を獲得したのはいつ頃か?、という題でお話ししたいと思います。
昨日、上野の国立科学博物館で特別展「生命大躍進」を見てきました。
その中で「顎」に関する話題がありましたので紹介します。
●初期の脊椎動物には顎がなかった
最初の脊椎動物である無顎類の口は、ぽっかり開いていて顎がなかったそうです。
●顎の獲得
鰓(えら)を支えていた骨の一部が変化して、顎になったとされています。
顎の獲得は、化石での記録ではシルル紀中期(約4億3000万年前)からデボン期末(約3億6000万年前)までの間とされています。
無顎類の鰓を支えていた骨の最前列が上下の顎に変化したと考えられています。
●哺乳類の誕生
哺乳類の顔の筋肉、これは4億年前に脊椎動物が上陸した際に不要になった鰓の筋肉が顔面に広がったもの、だそうです (@_@)
●顔面神経の刺激で動く筋肉の比較
魚類では鰓の周囲に在って、呼吸のための筋肉でしたが、哺乳類では顔に移動し、乳児が乳を飲むときや、顔の表情を作る時に使われるようになったそうです。
顔が鰓・・・何とも不思議な気持ちになります (^_^;)
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