足の付け根が痛いのは、股関節の軟骨がすり減っているから?

鶴見の整体「てらお整体院」 いしいです。

今回は
「足の付け根が痛いのは、股関節の軟骨がすり減っているから?」
という題でお話ししたいと思います。

※お医者さんに骨折、悪性腫瘍等が無いことをちゃんと確認してもらっている前提での話をします。

痛みを感じる神経は、骨にもありますが、骨の”骨膜”という骨の表面にある膜に存在しています。
骨膜は関節部分には無いと言われています。

また関節の中にある軟骨。軟骨には痛みを感じる神経はありません。

なので、軟骨がすり減っても軟骨の部分では痛みは感じないのです。

脚の付け根が痛い場合は、股関節周りの靭帯・筋肉が痛みを感じているか、太腿の前の筋肉(大腿直筋)が痛みを感じているケースなどが考えられます。

「軟骨がすり減っているから痛い」ということは、股関節に限らず、膝関節でも考えにくいことです。
別の要因に目を向けた方が良いでしょう。