ぎっくり腰を長引かせる要因と対処法について

てらお整体院 石井です。

 

8月は

暑さの疲れが出たり、

帰省とか旅行とかで生活習慣が変わったり(長時間の車の運転)、

冷房機による筋肉の冷え(エアコン・扇風機など風)、

冷たい飲み物、食べ物による内臓の冷え

で、ぎっくり腰の方が増える時期でもあります (>_<)

なので今回は、ぎっくり腰についてまとめてみました。ご参考になさってください (^-^)

 

時間が経てば痛みは楽になるが・・・

ぎっくり腰になってしまうと、激しい痛みに襲われますが、ある程度、時間が経てば激しい痛みは楽になってくるのでご安心ください。

ただ痛みを長引かせてしまう姿勢とか動作はありますので、そのあたりは注意すると良いです。

 

※”ある程度の時間”には個人差があります。数時間の人もいれば数日、数週間かかる人も・・・^^;

 

★痛みを長引かせる要因

  • 同じ姿勢を続ける
  • 同じ動作を繰り返す
  • 前かがみの姿勢
  • 背中が丸まった状態で重いモノを持つ、抱える
  • 下を向いた姿勢(膝の上にお子さんを抱っこする時は注意してください)
  • 頭が肩より前に出ている姿勢(スマホ、パソコンをやるときは注意してください
  • 椅子やソファに背中・腰を丸めて座り続ける
  • 椅子やソファで背中・腰を丸めて寝続けてしまう
  • 猫背
  • 足、ふくらはぎ、ふともも、腰、背中、肩を冷やす(冷やすと血流が悪くなって筋肉が攣りやすくなります)
  • 冷たいモノを飲んだり、食べたりする(内臓が冷えることで腰の筋肉も冷えて攣りやすくなります)
  • エアコン、扇風機の風向を固定して、体の一か所を冷やし続ける

 

などなど。

 

★痛みを長引かせない、今以上に痛くしない方法について

  • これをすると痛みが増すなぁ、と自分が感じることは、ネット等に書かれていることでも、やらない意志を持つ。
  • 座りっぱなしにならない。
  • 30分おきにでも椅子、座席から立ち上がり、周囲を歩く。
  • 歩き回るのが無理なら、その場に立って、壁や椅子の背もたれに手をついて体を支えつつ、足踏みをする(荷物を持たない状態、抱っこをしてない状態で)。足脚を動かすことで骨盤や腰周辺の筋肉が整ってきます。
  • 椅子に座っている時も、じっと座っていないで貧乏ゆすりをしたり、上半身をモゾモゾ動かしたりして、同じ姿勢を続けない。
  • 仰向けになれるなら仰向けになる(腰に上半身の重さを伝えないようにするため)。
  • 冷房、冷たい飲み物・食べ物で身体を冷やさない
  • 前かがみの姿勢、中腰にならない。
  • 前かがみの姿勢、中腰の姿勢で重いモノを持たない、抱えない
  • 下を向いてスマホを見続けない。

などなど。

旅行中の方は車、電車や飛行機での移動中には実行できないものがあると思いますが、目的地、ホテルについたらやってみてください。

★まとめ

とにかく、座りっぱなしにならない。

壁、椅子、テーブルなどで体を支えつつ、なるべく背筋を伸ばした状態で、歩く(足踏みをする)

セルフケアの情報はネット等に書かれていることを鵜呑みにせず、自分の身体にききながら、行う、行わないを判断する。

 

ぎっくり腰になったら思い出してください (^-^)