負担の小さい適切な座り方で肩こり・腰痛・頭痛予防

横浜市鶴見区の整体 てらお整体院 いしいです。

 

今回は、
「負担の小さい適切な座り方で肩こり・腰痛・頭痛予防」という題でお話しします。

 

椅子に座っている時の姿勢の例をいくつか挙げてみたいと思います。

まずは”正しくない”例から。

●気を抜くとやりがちなこの姿勢 ^^;

肩こり腰痛になりやすい悪い姿勢_背中丸まり過ぎ
・背中が丸まった座り方

背中の筋肉はだらんとしてますので、楽してます。

が、肩より、頭が前にありますので、首・肩まわりの筋肉が疲れてきて、首、肩がこってきたり、場合よっては頭痛になったりします。

 

また、腰より肩が前にありますので、上半身を支えるために腰の筋肉が疲れて、腰痛になる場合もあります。

 

 

●「背筋を伸ばして」と言われると、やってしまいがちな姿勢。

良すぎる姿勢(背中反り過ぎで胸と腰の境目が痛くなる姿勢)

”良い姿勢”と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは”背中が反り過ぎた座り方”です。

 

一見よさそうに見えますが、腰が反り過ぎています。

背中の筋肉が疲れやすいので、長続きできません。

無理に続けると、背中・腰(胸椎と腰椎の境目あたり)が痛くなってきます(腰背部痛) (>_<)

 

●妥当なのはこれくらいの姿勢。

背中反り過ぎず丸まり過ぎずな妥当な姿勢
頭-肩-腰 が重力方向にならんでいる、体に負担の小さい”妥当な座り方”。

背中側の筋肉も、お腹側の筋肉も余計な力を使わずに済みます (^o^)

 

その位置を見つけるために、

あえて 反り過ぎの姿勢と丸まった姿勢をやってみましょう。

 

背中を丸める

→背中をいっぱいに反らす

→丸める→いっぱいに反らす ・・・

→丸める→いっぱいに反らす

というように、”丸める、いっぱいに反らす”を骨盤が前に傾いたり、後ろに傾いたりしているのを感じながら10回繰り返してみましょう。

 

最後にいっぱいに反らした状態から、”少し”骨盤を後ろに戻すと ”妥当な姿勢”になれます。

 

”少し”の感覚が、慣れないと掴み難いかもしれません。

 

私の場合ですと、

”これ以上後ろに倒すと背中が丸まってしまう、というところのちょっと手前”

という感覚であったり、

”胸骨(肋骨をつないでる胸の前の骨)から矢印が出ていると意識して、その矢印がまっすぐ前を向くような姿勢”

座位姿勢_意識の取り方

という感覚であったりします (^o^)

 

 

いろいろ自分の体に問いかけて、どこに意識すれば、”妥当な姿勢”が取れるか、試してみましょう。

 

で、座る時は、 意識の向けどころに注意を向けて、 体に負担の小さい姿勢で座るよう心掛けましょう (^o^)