草むしり後の腰痛

草むしり・ガーデニング後やしゃがんで作業した後の腰痛の原因について解説します。

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草むしりなど、しゃがんで行う作業

 

草むしりなど、しゃがんで行う作業のように、腰を丸めて(腰椎屈曲して)の作業は、力学的に腰の筋肉(腰方形筋、腸腰筋(腸骨筋、大腰筋)等)に負担がかかります。

また

しゃがんだまま =股関節の屈曲、膝関節の屈曲したまま

なので、下肢の血流も悪くなり、

臀筋群(大殿筋、中殿筋、小殿筋)、大腿四頭筋、ハムストリングス等の筋肉に負担がかかってしまいます。

 

日常の前かがみの姿勢で筋肉にトリガーポイントができているところにしゃがんだ姿勢での作業・・・

筋肉の疲労も限界に達して、これらの筋肉起因の腰痛になってしまいます。

 

筋肉だけでなく、腰椎と仙骨の境目の関節に負担がかかったり、仙骨と腸骨の境目の仙腸関節に負担がかかってきます。

長時間連続して行うと椎間関節起因の腰痛になったり、仙腸関節起因の腰痛になる恐れがあります。

 

腰痛予防のためには

蹲踞(そんきょ)の姿勢のように腰椎を伸展させながらしゃがむ、もしくは、

膝立ちになるなどして、腰を伸ばして(腰椎伸展させて)作業する

ことをお勧めします。

 

作業が終わった後、そのまま寝てしまうのではなく、お風呂に入って血流をよくする、ネコ体操(腰を曲げたり反らしたりする体操)を行うなど、腰の筋肉をほぐしてから休みましょう。

 

何もしないで寝てしまうと、寝てる間に筋肉が固まってしまって、 翌朝起きるとき、いつも以上にツラくなってしまいますよ (>_<)

 

気をつけましょう (^_^)

 

 

もし、セルフケアでは追いつかない場合はお気軽にお問い合わせ下さい。

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腰痛予防のセルフケア方法としては下記の動画を参考にして下さい。
痛みがある時は、どちらの体操も行わないで下さい。
痛みの無い時期にやって下さいネ。

 

椅子に座りながらできる腰痛予防の体操

脊柱起立筋や腸腰筋、腰方形筋の運動になります。

 

安全に行える腰痛予防の体操(ネコの体操)

こちらも脊柱起立筋や腸腰筋、腰方形筋の運動になります。
四つん這いで行うので負担が小さい形で行うことができます。

 

これらのセルフケアを行っていても腰が痛い、という方は自分で何とかしようとせず、当院の整体を受けて良くなって行ってくださいネ。

あなたのご連絡を心よりお待ちしております。

 

 

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