猫背だと肩こり・腰痛になってしまう理由
今回は、「猫背だと肩こり・腰痛になってしまう理由」をお伝えします。
こんな姿勢の人、見たことないですか?
理想的なことを言えば、赤い点が縦に一直線にならんでいるのがよいのですが。。。
この姿勢の問題点をいくつか挙げてみましょう。
①足首と膝関節が曲がっています
→膝に余裕を持たせるためもあるかもしれませんが、太腿の後ろ側の筋肉が常に収縮した状態になっています。
長時間続くと、膝が伸びにくくなったり、足の筋肉(太ももの裏側、ふくらはぎ、足の裏など)が攣りやすくなります。
②骨盤が後傾しています。
→腰椎の前弯が無くなっているので腰の筋肉に負担がかかってしまいます。
この姿勢が長時間・長期間続くと腰痛になるおそれがあります。
③肩が前のほうに出ています。
→菱形筋群、僧帽筋などが伸張性収縮を強いられます。
胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)は、常に収縮を強いられます。胸の筋肉が縮こまると腕が挙げにくくなったりします。
さらに。
肩が上から覆いかぶさってきているので胸郭(肋骨でできた籠)の動きが妨げられます。肺が膨らみにくくなってしまいますので呼吸が浅くなります。
④首も前の方に突き出ています。
→前に出た頭を支えないいけない、目線を水平に保つために頭を引き起こさないといけないので、頭と首の付け根の筋肉、肩の筋肉に負担がかってしまいます。長時間していると首こり、肩こりになってしまいます。
これと似た姿勢と似たような姿勢を取っているなぁ、と思われた方、気をつけてくださいね。
「気を付けてください」と言われても、自分ではどうしようもない、という場合はご連絡(^-^)