階段を降りるとき、膝が痛くなる原因と対策

鶴見区の整体 てらお整体院 いしいです。
今日は蒸してましたね ^^;

さて、階段を降りるとき、膝が痛くなる時のことを考えてみたいと思います。

 

なぜ痛くなってしまうのか?

階段や山道を下る時、
片方の脚Aで体重を支え、脚Aの膝をゆっくり曲げつつ、脚Bを降ろす。
というような脚の使い方をしていると思います。

 

もう少し、脚Aの動きを細かく見ていくと、・・・
・脚Aの膝を曲げる太もも裏側の筋肉(大腿二頭筋)が収縮する。
・同時に、太もも前側の筋肉(大腿四頭筋。膝を伸ばす筋肉)も一緒に収縮しています。

大腿四頭筋に注目すると、
収縮しつつ(=ブレーキをかけつつ)、伸びる、
という複雑なことをやっています。

 

このような筋肉の使い方を伸張性収縮と言います
(筋肉に一番負担をかける使い方です ^^;)。

 

大腿四頭筋を使い過ぎて硬くなってトリガーポイントができてしまうと、
伸張性収縮がうまくいかなくなって痛くなってしまいます。

 

トリガーポイントの場所の詳細

膝周辺にできてしまうトリガーポイントの例を挙げておきます。

 

大腿四頭筋にできるトリガーポイント

内側広筋(大腿四頭筋の一部の筋肉)と呼ばれる、膝の内側の筋肉。

ここにトリガーポイントができてしまうと太腿のやや内側や、膝のお皿の内側に痛みが出てきます。

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(トリガーポイント疼痛パターンより。X印がトリガーポイントの場所。赤い領域が痛みの出る場所)

 

外側広筋と呼ばれる筋肉にトリガーポイントができてしまうと膝の外側や太腿の外側に痛みが出てきます。

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(トリガーポイント疼痛パターンより。X印がトリガーポイントの場所。赤い領域が痛みの出る場所)

 

膝に痛みを飛ばす、大腿四頭筋以外の筋肉

短内転筋と呼ばれる太腿の内側の筋肉にトリガーポイントができてしまうと膝のお皿の上や太腿の内側、鼠蹊部に痛みが出るようになります。

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(トリガーポイント疼痛パターンより。X印がトリガーポイントの場所。赤い領域が痛みの出る場所)

 

大腿二頭筋や膝窩筋と呼ばれる筋肉にトリガーポイントができてしまうと膝の裏側に痛みが走るようになります。

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(トリガーポイント疼痛パターンより。X印がトリガーポイントの場所。赤い領域が痛みの出る場所)

 

トリガーポイントを放置しておくとどうなるか

トリガーポイントを放置しておくと、

脚を動かすたびに痛みが走るようになります。やがてはじっとしていても痛みが出るようになってしまいます。

脚をドタドタさせて階段を下るようになり、膝関節(靭帯、半月板等)に負担がかかってきて、本当に膝がおかしくなってきてしまいます。

 

対策

膝が痛くなる、という場合は膝だけに問題があるわけではありません。

腰、骨盤、股関節、など下半身全体に問題がある場合が多いです。

「膝だけに問題がある」と思っているかもしれませんが、けっこう根が深い問題なのです (>_<)

 

なので「膝が痛い」のをよくするためには、

  • 骨盤の位置の調整、
  • 股関節の調整、
  • 膝関節の調整、
  • 足の関節の調整

が必要です。

このような調整をすることで大腿四頭筋のトリガーポイントを解除することができます。

これらのことは自分ではなかなかできないと思いますので当院でお手伝いいたします。

お気軽にご連絡下さいネ (^_^)

 

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