顎関節症に効果的なマッサージのやり方

横浜市鶴見区の顎関節専門整体 てらお整体院 いしいです。

今回は

顎関節症に効果的なマッサージのやり方、セルフケアのやり方

についてお伝えします。

 

表題は”マッサージ”となっていますが、もみほぐしは行いません ^^;

 

顎関節症の方は、顎、首、肩等の筋肉が過度に緊張していています。

下手にマッサージのようにもみほぐしをしてしまうと、かえって緊張が増して痛みが悪化してしまう場合があるからです。

 

では、どんなやり方をするか、というと・・・

「ほとんど何もしない

です ^^;

 

●用意する物

割りばし

 

●やり方

仰向けに寝る。

割りばしを天井に向けて立てて、右(または左)の奥歯で軽く噛む。

噛みしめるのではなく、割りばしが倒れてこない程度の弱い力で、上の奥歯と下の奥歯で挟み込む感じで。

腕を胴体から45°くらいに広げた位置に置き、だらーんとさせる。脚も力が抜ける位置でだらーんとさせる。

目はぼんやり天井を見る。

 

そして・・・

じーっとしている。

じーっとしている

じーっとしている

 

すると・・・

2、3分すると手足が床に貼りついたような感じがしてきます。

上に上げようとしてもスイッチが切れて持ち上がらない、そんな感じになってきます。

※金縛りにあって手足が動かない感じに近いかな。それでいて少しも怖い感じがしない v(^_^)

 

手足が脱力した分、呼吸が深くなってきます。

 

この状態を5分~10分(もちろんもっと長くても良いです)味わいます。

手足首肩等から力が抜けている感じを身体に覚え込ませるために。

 

緊張の強い人は、なかなか力が抜けた感じにならないかもしれませんが、

毎日、継続してやっているうちに力が抜けやすくなるでしょう。

 

何もしないでボーっとしているなんて、もったいない、ガシガシほぐしたい・・・

という方も、そうせっかちにならず ^^;

騙されたともってやってみて下さい。

 

首・肩から力が抜けて、顎の周りの筋肉もつられて楽になってきますよ (^_^)

 

 

今回は、顎関節症に効果的なマッサージのやり方についてお伝えしました。

街のマッサージで顎・首・肩の筋肉がかえって緊張してしまった、という方も今回紹介したやり方を試してみて下さいね。