腰痛になってしまう椅子の座り方

横浜鶴見の整体「てらお整体院」 いしいです。

今回は腰痛になる椅子の座り方について解説します。

腰痛になってしまう椅子の座り方は

  • 腰、背中を丸めて座る座り方
  • 骨盤を後ろに倒して背もたれにもたれかかって座る
  • 脚を組んで座る座り方

などです。
動画で解説していきます ↓


下の写真は、腰への負担が少ない座り方。

腰に負担の少ない座り方
ポイントは、頭-肩-骨盤が縦に一直線にそろっていることです。
頭の重さを背骨で支えることができるので、腰や背中の筋肉への負担が小さくて済みます。

 

◆良くない座り方の例、その1
腰、背中を丸めて座る座り方。

腰痛の原因となる椅子の座り方 背中を丸めて座る
頭・肩などの上半身が骨盤より前にあります。

上半身が前に倒れすぎないように、腰の筋肉や背中の筋肉で上半身を引っ張り続けないといけません。

一時的には楽かもしれませんが、本人の気づかないところで腰に負担がかかっています。

 

◆良くない座り方の例、その2
骨盤を後ろに倒して背もたれにもたれかかって座る座り方。

腰痛の原因となる椅子の座り方 背もたれにもたれかかる

骨盤が後傾しています。骨盤-肩のラインより頭が前に来ています。

背もたれにもたれかかっているから腰や背中の筋肉への負担が小さいかもしれません。

が、骨盤が後傾しているので、骨盤と背骨の境目に負担がかかってきます。

 

人によっては”仙骨”の上に寝そべるように座る方もいます。

このような場合は仙腸関節に負担がかかり、腰痛になってしまう場合があります。

 

◆良くない座り方の例、その3
脚を組んで座る座り方。

腰痛の原因となる椅子の座り方 脚を組んで座る

脚を組んで座ると、腰が丸くなりやすくなります。

なので例1の座り方と同じ理由で腰によくありません。

脚を組むことで骨盤の高さに左右差が出ます。

その差を補うために、腰や背中の筋肉の使い方が対称でなくなります。

このことも腰痛の原因となります。

 

背中を丸めて座る、背もたれにもたれかかって座る、脚を組んで座る・・・

いずれも日常よくやっていることですが、こういった”普通”、”当たり前”のことの中に腰痛の原因があります。

腰痛の方で、今回ここで紹介したような座り方

腰、背中を丸めて座る
骨盤を後ろに倒して背もたれにもたれかかって座る
脚を組んで座る

座り方をしている方は、座り方を見直して腰痛の予防をしていきましょう。 (^.^)