痛みが軽くなったからと言って運動してはいけません!
横浜市鶴見区の「てらお整体院」 いしいです。
今日の富士山はこんな感じでした。
空気に湿り気が出てきたのか、少しかすんできました (・_・)
こちらは先日の勉強会で熱海に行った時に買ってきたお菓子。
「茶・プリン」
さて。
今回は「痛みが軽くなったからと言って運動してはいけません!」
という題でお話ししたいと思います。
いつもは「コマメに体を動かしましょう!」と言っているくせにどういうこと?と思われるかもしれませんが・・・
「コマメに体を動かしましょう!」の対象者は
普段体を動かす習慣が少ない人、例えばデスクワーカー、立ち仕事の人、主婦、主夫など体の一部分しか使っていない人たちです。
このような方々は、
体を動かさなすぎて、あるいは特定のところしか使っていなくて
筋肉が硬くなって痛みが出てきてしまっています。
体を動かす習慣が無い方々は、適度に体を動かすことで、痛みを繰り返し難くなります。体を動かすことで血液の巡りが良くなり、筋肉の損傷が回復しやすくなったり、筋肉に柔軟性がつくからだと考えられます。
「運動してはいけません」の対象者は、運動好きな人。
運動好きの人は、痛みがひいたうれしさで、ついついオーバーユース、体を過剰に動かしてしまうので、痛みをぶり返しやすいです。
痛みがひいた=筋肉の損傷が修復された、という訳では必ずしもないのです。
自然治癒力がより働きやすい状態が整った、そんな状態です。
この時、激しく体を動かしてしまうとホメオスタシス(体の恒常性機能)が働いて、今まで当たり前であった”痛みのある状態”に戻ってしまいます。
痛みの無い状態を当たり前の状態にしたいのであれば、 運動する時に今までとやり方を変える
例えば、
激しく体を動かす前に有酸素運動→ストレッチを必ず行う、
体を動かし終わったら有酸素運動→ストレッチを必ず行う、
湯船につかって筋肉をリラックスさせる
などをやってみるとよいですよ (^.^)
(当たり前のことのようですが、聞いてみると意外とやってなかったりします ^^; )