坐骨神経痛の人は速足で歩いてはいけない

横浜市鶴見区のてらお整体院 石井です。

 

今回は、「坐骨神経痛の人は速足で歩いてはいけない」というお話です。

 

もちろん歩いていいんですよ。速足、早足が良くないといっているだけです。理由を説明していきますね。

 

「坐骨神経痛」と言われた人の多くは、臀筋群(骨盤、お尻周りの筋肉)、太ももの裏側の筋肉、ふくらはぎの筋肉がカチコチになっています。

 

速足で歩くと、筋力で脚を前に持ってこようとします。

この”筋力で脚を前に持ってこようとする”動きが、と臀筋群(骨盤、お尻周りの筋肉)、太ももの裏側の筋肉、ふくらはぎの筋肉にさらに負担をかけ、余計にカチコチな状態にしてしまいます。

 

歩いてよいのですが、筋力を使ってシャカリキになって歩くのではなく(早足で歩いて前の人を追い抜くとかはもってのほかです (-_-) )

 

ぷらんぷらんと脚をゆったり振り子のように揺れる感じで、腱のバネを使って自然に後ろ脚が前に来るような。

 

勢いに乗っているから前の脚がいつのまにか後ろの脚になっているような。

 

そんなゆったりした歩き方がよいです。

 

兎に角!

坐骨神経痛の人は(そうでない人も)、ゆったりと脚をリラックスさせて歩きましょう(体重移動を使って)。

脚に余計な力を入れて歩いていると、いつまでも脚の筋肉の緊張が取れないので、坐骨神経痛はよくなりませんよ (-_-)