顎を引っかかりなく開閉するための施術法について

横浜市鶴見区の顎関節専門整体 てらお整体院 いしいです。

今回は、当院の「顎関節症に対する対処法について」述べていきます。

引っかかりなく開閉するには

口を引っかかりなく開閉するためには、身体の”縦の軸”と”横の軸”が大切です。

 

身体の”縦の軸”

背骨(頸椎-胸椎-腰椎)、骨盤です。ここがちゃんとしていないと下顎を動かす筋肉が本来の働きがやりにくくなってしまいます。

 

”横の軸”

左右の顎の付け根を結んだ軸。下顎の付け根の位置に左右差があり過ぎて横の軸が傾いていると顎の関節や周辺の筋肉がうまく機能しなくなってしまいます。

 

軸を整えるために

当院では”縦の軸”を整えるために、痛みの無い方法で骨盤矯正や背骨の調整を行っていきます。

”横の軸”を整えるために痛みの無い優しい方法で頭蓋骨の調整を行っていきます。

 

筋肉の調整も大切

顎周辺の痛みの原因のひとつとして、

側頭筋、咬筋、顎二腹筋、内側翼突筋、外側翼突筋等の顎周辺の筋肉に出来たトリガーポイントによる関連痛もあると考えています。

問題が発生している筋肉-
側頭筋、咬筋、顎二腹筋、内側翼突筋、外側翼突筋、胸鎖乳突筋、

舌骨上筋群(顎二腹筋、茎突舌骨筋、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋)、

舌骨下筋群(胸骨甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋)や

首の後ろ側の筋肉など-

をBRM療法、トリガーポイント療法等で緩めていきます。

 

以上のように、下顎と頭、首、胸郭などがうまく連携して動けるように施術していきます。

 

 

補足

女性の顎関節症の場合

顎の施術に先立ち、下記の施術を行う場合があります。

  • 内臓調整やホルモン調整(自律神経系のトラブルを抱えている方が多いので)
  • 痛み取りの施術(他の部位の痛みによるストレス・喰いしばりを防ぐため)

 

男性の顎関節症の場合

顎の施術に先立ち、下記の施術を行う場合があります。

ガチガチに固まった首・肩・のど周辺の筋肉を弛める施術を行います。

 

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