顎の痛みが一度取れてもまたぶり返してしまう理由
横浜市鶴見区の顎関節専門整体 てらお整体院 いしいです。
「顎の痛みが一度取れてもまたぶり返してしまう理由」についてお話していきます。
筋肉は独立してない
筋肉はそれぞれ独立して存在しているわけではなく、「筋膜」という膜を介してつながっています。
なのである筋肉の不調は、筋膜を介して他の筋肉に波及していきます。
一ヶ所痛めたところがあると、しばらくすると身体の他の部分が痛くなるのはそのためです。
顎の筋肉と関連の強いところは?
咀嚼筋(顎の周りの筋肉)と比較的強く連鎖している部分は、下記の部分です。
- 斜角筋(首の筋肉)
- 胸郭・横隔膜
- 腸腰筋(骨盤の内側を通って腰椎と大腿骨のつないでい る筋肉)、
- 内転筋(腿の内側の筋肉)
- 膝窩筋(膝の裏側の筋肉)
- 下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)
- 足底の筋肉
これらの筋肉のどこかに不調がある人はどんな人かと言うと、
- 姿勢が悪い人、
- 猫背の人、
- 首こり・肩こりの人、
- 腰痛がある人、
- 膝が痛い人、
- ふくらはぎが痛い人、
- 足裏が痛い人
などが該当します(顎の痛みが気になって、これらの症状に気づかない人もいます)。
このような状況の人は、筋膜の連鎖で咀嚼筋(顎の周りの筋肉)にも痛みが波及してきます。
咀嚼筋を弛めて顎の痛みが楽になっても、これらの筋肉に不調が残ったままだと、それに引きずられて再び顎が痛くなってしまいます。
顎の痛みを楽にするには
顎の痛みを楽にするには、顎周囲だけでなく、広い範囲の筋肉を整える必要があります。
それには複数回の施術が必要になります(過去の例からすると平均8回前後)。
この回数が多いかどうかですが、顎の不調が取れた頃には、顎だけでなく全身が整った状態になっているので、通い続けて施術を受けるメリットは十分あります。
顎の痛みでお困りの方は一度、ご連絡くださいネ。