口を開ける時のクリック音の原因と解決方法
横浜市鶴見区の顎関節専門整体 てらお整体院 いしいです。
今回は、
別に顎に痛みがあるわけではないけど、顎がパキッと鳴ってガクッとずれてからでないと口が開かない場合の原因と対処法、解決法についてお話ししたいと思います。
人によってはクリック音(関節雑音)は「ポキッ」と感じるかもしれませんね。
ずれの感じも「カクッ」だったりするかも・・・
表現の仕方はあると思います (^_^)
顎がパキッと鳴ってガクッとずれてからでないと口が開かないのは、顎関節の問題というより、顎関節の周りの骨の並び方に問題があるからです。
下顎は下顎骨と言います。下顎骨は側頭骨という骨にぶら下がっています。
側頭骨と下顎骨が合わさっているところが顎関節になります。
顎がパキッと鳴ったり、ガクッとずれてしまうのは右側の顎関節の位置と左側の顎関節の位置が対称の位置に無いからで、そうなってしまうのは、側頭骨の位置が右側と左側とで対称の位置に無いからです。
側頭骨の位置が右と左で微妙にずれているので右側と左側とで下顎骨の動きに差ができてしまうのです。
下顎骨の動きを右と左でそろえるためには側頭骨の位置をほぼ左右対称の位置に持ってくれば良いのです。
が、右側の側頭骨と左側の側頭骨は身体の右側と左側に離れて存在しているので、右側と左側の側頭骨を調整してもなかなか左右対称の位置に持ってくるのは難しいのです (>_<)
そこで。
蝶形骨という骨を利用します。
蝶形骨は下の図の赤線で囲ってあるところです。
この図を見て分かるように、蝶形骨は身体の右側と左側を貫いている形になっています。
側頭骨は蝶形骨と隣り合っています。
こういった位置関係にありますので蝶形骨を調整することで、下顎骨がガクガクしない位置に側頭骨の位置を調整することが可能になるわけです (^_^)v
下記のような方は是非、一度当院の施術を受けに来て下さい (^_^)
- マウスピースを使っているけどなかなか改善しない、
- すれる顎を無理やり押し込まれたけど、結局ずれが改善しなかった、
- 蝶形骨についている筋肉(外側翼突筋)を弛めると称して、自分の指を口の中に入れて、口の中から筋肉を弛めるよう指導されたけど良くならなかった・・・
※追伸
当院では”そっと手を添える”程度の触れ方で蝶形骨の位置を調整していきます。力ずくの施術ではありません。ご安心ください (^_^)