スマホ姿勢を続けると頭痛・肩こり・腰痛が起こりやすい理由とは?
横浜市鶴見区の「てらお整体院」 いしいです。
先日、携帯電話をガラケーからスマホに変えました。
スマホに変えたのは良いですが、
・かかってきた電話に出る方法が分からない (>_<)
・メールの受信、送信の仕方が分からない (T_T)
とたいへんな一日でした・・・
さて。
スマホを使っている時、気を抜くと下の写真の左側ような姿勢でスマホを操作してしまいます ^^;
顔下向き、背中・腰丸まっている姿勢・・・
顔下向きの姿勢・・・首・肩周りの筋肉で頭を支えているので、肩こり、首のこり、頭痛につながります。
背中・腰が丸まっているので、腰が重くなったり、時には腰痛になったり・・・
- 左側:頭痛、首の痛み、肩こり、腰痛を引き起こすスマホ姿勢
- 右側:身体に負担の小さいスマホ姿勢
対して右側の写真は、比較的肩こり、腰痛になりにくいスマホ姿勢。
頭、肩、腰がほぼまっすぐに並んでいる状態。
スマホをなるべく顔の前に持ってくるのがポイント。
スマホが顔の前にあるので下を向かずに済みます。
なので首の後ろの筋肉、肩の筋肉が疲れずに済み、首の痛みや肩こりを起こしにくくなります。
背筋が伸びますので腰痛にもなりにくいです。
頭の位置を気を付けて良い姿勢でスマホを見ていれば、
確かに”頭に位置”が原因の首の痛み・肩こり・腰痛は起こしにくくなります。
が、しかし・・・
肘を曲げ続けることによる腕のこり、痛みが起こりやすくなります。
上腕二頭筋(力こぶの筋肉)や上腕三頭筋(腕の裏側のタプタプしてる筋肉)が同じ位置で緊張状態を強いられるからです。
スマホをやり終えた後、力こぶの筋肉に痛みが出てきたり、腕や肘が伸ばしにくくなったりする場合があります。
また、スマホを手で持ち続けることで手首や手のひらや指に違和感や痛みが出てきたり、親指がカクカクした動きしか出来なくなったり・・・
さらに、スマホの画面を見続けるということは、
ほぼ距離の変わらない位置にあるものを見続けることになるので、
眼に関わる筋肉を同じ緊張状態に保つことになり、
疲労がたまり過ぎると硬くなり過ぎて肩こり・頭痛を引き起こしたり・・・
いろいろ身体に弊害が起こりうるので、長時間スマホを見たり、操作したりするのはほどほどにしましょう。
姿勢を気を付けていてもスマホによる肩こり・頭痛が楽にならない場合は、筋肉のコリや骨盤・骨格の歪みが相当溜まっている状態になっていると考えられます。
お早目にお身体のケアをして下さいネ