腰痛予防 前屈をする時の注意点とは?
横浜市鶴見区の整体 てらお整体院 いしいです。
柔軟性を維持するため、前屈体操をやっている方がいらっしゃると思います。
でもその前屈のやり方を間違うと、困ったことになりかねません (・_・;)
若いうちなら、、前屈体操しても、その後でいろいろな動きをする機会が多いので、前屈した影響は次第に薄まっていきます。年齢を重ねて、いろいろな動きをする機会が減ってきている場合は注意が必要です。
他の体操は苦手だけど、 前屈は得意で毎晩寝る前にやっている、という方は特に注意が必要です。
手を足指に届かせることを目標にして行っている方も注意が必要です
なぜか、というと 腰が曲がった状態をせっせせっせと作っているからです。
腰を曲げる姿勢は、わざわざ体操しなくても、日常の生活の中でやっているので、
改めて”腰を曲げるための”体操をする必要はありません。
前屈する時は、太腿の裏側の筋肉(ハムストリングス)を伸ばすことを意識した方が良いです。
先ほどのやり方では、背中が丸くなるだけで (ToT) 、
骨盤後傾、腰椎屈曲しているので、 太腿の裏側の筋肉はストレッチされません (+o+)
太腿の裏側の筋肉を伸ばすための前屈ならこの程度でオッケー (^o^)
なるべく背筋を伸ばして、股関節で上半身を”折る”感じでやってみまっしょう。
立って行う前屈は、特にやり方に気を付けましょう。
このようなやり方は、腰痛の原因になる”前かがみの姿勢”そのものです (・_・;)
腰に上半身の重さがもろに加わりますので、
腰痛予防の観点からはあまりお勧めの体操ではありません。
手が床に着かないからと言って、「エイッ」と上半身を曲げることは止めましょう。
「ビシッ」腰に来て”ぎっくり腰”的な痛みが走りますので (-_-)
太腿の裏を伸ばすためなら、こんな感じでオッケーです。
手が足指に届く、とか手が床に届くとか気にせず、
太腿の裏側の筋肉を伸ばすことを意識しましょう (^o^)