口を開けると顎が痛い原因と解消方法
横浜市鶴見区の顎関節専門整体 てらお整体院 いしいです。
先日、「口を開ける時に顎が痛くてご飯を食べるのがたいへんです、どうしたらいいですか」と電話で相談を受けました。
ご飯を食べる時に顎が痛い・・・これは辛いですよね (>_<)
今回は、口を開けると顎が痛い原因と解消方法についてお伝えします。
原因
口を開けると顎が痛い原因は、顎に付いている咬筋という筋肉やおとがい舌骨筋緊張・顎舌骨筋・顎二腹筋といった顎の下側の筋肉が硬くなってしまったからです。
なぜ硬くなってしまうかというと使い過ぎ。
片方の側だけで食べ物を噛む癖があったり、喰いしばりの癖があったり・・・
あるいは身体に痛み(頭痛、首のこり、肩こり、腰痛・・・など)があってそれをじっと耐えていたり、ストレス(仕事上の、職場の人間関係の、夫婦間の、・・・)をぐっと言葉を呑んで耐えていたり・・・
このようなことで顎の周りの筋肉は硬くなってしまいます。
あと姿勢が悪い状態(頭が肩より前に出ている姿勢、猫背)でモノを噛もうとすると、良い姿勢で噛むより余計に力が要るので、先ほど上げた顎の周りの筋肉が疲れやすくなり、硬くなりやすいです。
姿勢が悪いと胸鎖乳突筋という首筋の筋肉が硬くなり、その緊張が周辺にある咬筋・おとがい舌骨筋緊張・顎舌骨筋・顎二腹筋などにも伝わってしまうのも原因と思われます。
あと口を開ける時の下顎(下顎骨)の動く方向が適正な方向で無い、というのも原因と思われます。
口を開ける時、下顎は若干前にスライドするのが普通(”アイーン”の動きです)ですが、口を開ける時痛みの出る方は、下顎が前にスライドしにくい傾向にあります。これは外側翼突筋という筋肉が硬くなってしまったからです。
解消法
まずは、咬筋・おとがい舌骨筋・顎舌骨筋、外側翼突筋、胸鎖乳突筋等をゆるめることです。
次に姿勢を気を付けることです。頭が正しい位置に来ることで顎や首の筋肉に余計な力が入らなくなるので、痛みが出にくくなります。
次にストレスの存在に気づき、それとうまく付き合うことです(これが一番難しいかもしれません ^^;)
今回は、口を開けると顎が痛い原因と解消方法について簡単にお伝えしました。
詳細はまた別の機会に。
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