足が上がらない原因と対策
足が上がらない原因と対策についてお話します。
こんな人向けの記事です。
- 股関節に痛みがある
- 股関節の筋肉がこわばっている感じがしている
- 痛くて足が上がらない
- 足を上げると痛いので靴下が履けない
- 仕事では座っている時間が長い
- 車を運転している時間が長い
- 座っている時や運転している時は、痛くなったほうに体重をかけていた
- 電気はハリを試してみたが改善した気がしない
- 骨格を整えてもらったけど、あまりよくなった気がしない
- 筋肉を調整してもらったけど表面的で、多少良くなったかな、くらいだった
足を上げると痛くなる原因
痛みの原因は筋肉のコリです。それもかなりひどいコリ。
筋肉の線維の一部は攣ってる状態になっているかもしれません。
問題を起こしている筋肉は
腸骨筋、大腰筋と呼ばれる骨盤の内側の筋肉
大殿筋、中殿筋と呼ばれる骨盤のお尻側の筋肉
ハムストリングスと呼ばれる太ももの裏側の筋肉
など、です。
足を上げる時は、股関節を屈曲させる筋肉である腸骨筋、大腰筋が脳からの命令によって縮んで、太ももを引き上げる必要があります。
この時、お尻側の筋肉や太ももの裏側の筋肉はゆるんでいる必要があります。
座りっぱなしとか、普段あんまり足を動かす習慣がない人は、骨盤の内側の筋肉もお尻側の筋肉も硬くなっています。
お尻側の筋肉が硬くなっているので、太ももを引き上げるために骨盤の内側の筋肉(腸骨筋・大腰筋)は過剰に働かなければならなくなります。
疲労の限界を超えると、骨盤の内側の筋肉は痛みを出すようになってきます。
これが足を上げる時に痛みが出る理由です。
対策
筋肉をゆるめればよくなっていきます。
自分でゆるめることができるか・・・となるとちょっと難しい。微妙な感覚とか伝えにくいモノがあるので。
自分でできることは、
- これ以上負荷・負担をかけない(座りっぱなしにならない、痛みのあるうちは筋肉を鍛えない)
- しっかり休養を取る(睡眠時間を十分確保する)
- 適度に動かす(じっとしすぎない、痛くない範囲で動かす)。
これだけでも実施すれば痛みは変化していくでしょう。
忙しくてなかなか実行できないかもしれませんが、挑戦してみて下さい。