腰痛の6つの種類と対処法
腰痛って6つの種類に分類できるってご存知ですか?
- 深層筋タイプ
- 浅層筋タイプ
- お腹タイプ
- 坐骨神経痛タイプ
- 骨盤タイプ
- 急性腰痛(ぎっくり腰)
の6つの種類に分類できます。
ひとつひとつ説明していきますね。
1.深層筋タイプ
- 前屈すると痛い
- 椅子から立ち上がる時に痛い
- 背骨に沿って痛みが走る
- 脚が上げにくい
痛みの原因は、腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)のトラブルです。
2.浅層筋タイプ
- 立っているだけで痛い
- 手で支えてないと立っているのがつらい
- クシャミをするととても痛い
痛みの原因は、背中側にある腰方形筋という筋肉のトラブルです。
3.お腹タイプ
- 上半身を後ろに倒すと痛い
- 後屈すると痛い
- ふとん、ベッドから起き上がる時に痛い
- 寝返りを打つときに痛い
- 身体を横に倒すと痛い。
- 側屈の動作で痛みが出る
痛みの原因は、腹直筋というお腹の筋肉のトラブルです。
4.坐骨神経痛タイプ
- お尻、腿の裏、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが出る
- ふくらはぎが引き攣るような痛みがある
- 腿の裏がビーンと強く張ったような痛みがある。
- 脚が焼けつくような痛みが不意に襲ってくる。
痛みの原因は、腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)、腰方形筋、臀筋群のトラブルです。
5.骨盤(仙骨、腸骨、恥骨、仙腸関節、臀部)タイプ
- 草むしりをした後に痛みが出た
- しゃがんで仕事・家事をした後に痛みが出た
- 前屈するとお尻のほっぺの奥の方がズキッと痛む
- 恥骨周辺が痛い
- 鼠経部に痛みがある
- 骨盤の縁(へり)のところに痛みがある
痛みの原因は、骨盤周辺の筋肉、関節のトラブルです。
6.急性腰痛(ぎっくり腰)
1~5のいずれか、もしくは2つ以上が
”いきなり”発症して激しく痛みが出てしまった腰痛。
いろいろお話を聞いていると、前からいろいろ腰にトラブルを抱えていた人がほとんどです。
朝腰が痛いとか、
何かの拍子に腰にチクっと痛みが走っていたとか、
何度もぎっくり腰をやっていて、このところ調子が良かったけど最近忙しくて座りっぱなしだったとか。
こんな感じで腰痛は6つのタイプに分類されます。
対処方法
筋肉の”攣り”が痛みの原因なので、筋肉を弛めれば痛みは和らいでいきます。
当院のやり方
腸腰筋とか、腰方形筋とか臀筋とか個別の筋肉にアプローチして弛めていく、という方法ももちろんありです。かつてはそうしてました ^^;
今のやり方。骨盤や背骨や大腿骨(太腿の骨)の位置を整える方法を採用しています。この方法では同時に複数の筋肉を整えられるます。
なので、個別の筋肉にアプローチするより比較的早く痛みを和らげることができるようになりました (^_^)v
自分で弛めるには
下記のページを参考にしてみて下さい (^_^)