ボールを投げようとして腕を上げようとすると腕の付け根が痛い
鶴見の整体「てらお整体院」 いしいです。
さて、今回は
「ボールを投げようとして腕を上げようとすると腕の付け根が痛い」
という題でお話ししたいと思います。
痛みの直接的な原因としては、腕の付け根の筋肉-三角筋、腱板(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)が硬くなっていることが考えられます。
それ以外にも原因が考えられます。
投げる動作を分解して考えてみましょう。
・腕を上げるためにが、肩甲骨が背骨の方によって来ないといけませんし、ある程度背骨が後ろに反らないといけません。。
・肩甲骨が移動するためには、背中の筋肉が柔らかくないといけません。
・背骨が反るためには、腰の筋肉に柔軟性が無いといけませんし、骨盤の前傾後傾がスムースにいかないといけません。
・骨盤の前傾後傾がうまくいくためには、太腿の筋肉が適度に緩んでないといけません。
・太腿の筋肉が緩んでいるためにはふくらはぎや足首がやわらかくないといけません。
このように投げる動作と言っても、足先からきちんと連動して動く必要があるのです。
身体のどこかで筋肉が硬くなっていたり、関節に引っかかりがあったりして、それをかばうような動作をしていると末端の腕にしわ寄せが来て腕の付け根に痛みが出てしまうのです。
「今、痛いところ」だけ揉んだりほぐしたりしても、一時的には良くなるかもしれませんが、ボールを投げているうちにまた痛くなってきてしまいます。
腕の付け根が痛い、という場合でも身体全体の動きをチェックして、整えていくと良いでしょう。