飛行機で海外出張行く前にぎっくり腰になってしまった時の対処法
鶴見区の整体「てらお整体院」 いしいです。
今回は
「飛行機で海外出張行く前にぎっくり腰になってしまった時の対処法」
についてお話しします。
ぎっくり腰になったしまったけど、数日後に海外出張のため5時間、飛行機に乗らないといけない、という方から対処法についての問い合わせの電話がありました。
Youtubeの動画を見てのお問合せとのこと、ありがとうございました。
さて、対処法ですが・・・
1)できるなら今回の海外出張は取りやめにして、代わりの人に行ってもらう、というのが良いと思います。
飛行機に乗れたとしても座席に座っている間に痛みがぶり返し、椅子から立ち上がれなくなる、という事態が考えられますし、重い荷物を持って移動する際にぎっくり腰を再発するという事態も考えられます。
あなたの腰のため、もありますし、仕事を確実に進めるという意味でも代わりの人に行ってもらうというのが良いと思います。
とは言え、この案は現実的ではありませんよね ^^;
行くのであれば
2)ぎっくり腰になってしまった、という事情を話して、まったいらになる椅子(フルフラットシート)にしてもいましょう。
中途半端に椅子の背もたれを傾けて座っているとぎっくり腰を再発しかねません。
ないので、可能であれば真横になれる環境を用意してもらいましょう。
3)普通の席しか取れなかった場合は、座席に座る時、腰椎の前弯を維持すること(背中、腰を丸めて座らない)。
上のような感じにタオルを丸めて・・・
腰に当てて腰の前弯を補助するのもよいでしょう。
骨盤を後傾させて座る、背中を丸めて座る、というのは腰によくありません。
横になっているにしろ、座っているにしろ機内で同じ姿勢でいると腰の筋肉が固まってしまうのでよくありません。
シートベルトをしながら寝返りをうつように身体をあちこち動かすようこころがけましょう。
飛行機の中でこういったことをやると落ち着きのない人と思わるかもしれませんが、旅の恥はかき捨てです(笑)
出張先で、「腰が痛くて仕事が出来ません」ではジャパニーズビジネスマンの名折れです。
飛行機の中では人目を気にせず腰が固まるのを防ぐ努力をしましょう。
地上、水上を移動する乗り物なら座席に座らず、立ってあちこち動き回りましょう、というアドバイスができるのですが、飛行機は勝手が違うのでこのようなことは申せません (>_<)
飛行機に乗っている時間が長いからと言って、頭を前にコックリコックリ寝てしまうと腰の痛みを悪化させてしまうので注意しましょう。
頭を前にする姿勢は、腰に負担がかかる姿勢だからです。
ぎっくり腰になってしまうということは、肉体的にも精神的にも相当疲労が溜まっていると思われます。
今回は何とかしのいでもらって、出張後が終わったら早めにお身体のケアをすることをおすすめします (^.^)