後頭部の頭痛の原因 尻もちついて転んだだけで頭はぶつけてないけど首が痛い、頭が重い場合
横浜市鶴見区の整体【てらお整体院】 いしいです。
今回は、
後頭部の頭痛の原因 尻もちついて転んだだけで頭はぶつけてないけど首が痛い、頭が重い場合
と題しまして、後頭部の頭痛の原因についてお話ししたいと思います。
というのも。
昨年の大雪の後、凍った道路でしりもちをついた後、首・後頭部が痛くなってしまったということがあったからです。
なぜしりもちついて頭痛になるのか?
滑って転んで尻餅をついたとき、頭をかばうために首の筋肉にグッと力が入り、それをきっかけに首の筋肉にあるトリガーポイントが周りに痛みを飛ばすようになってしまった、と考えてます。
頭をかばう時に力が入る筋肉としては、胸鎖乳突筋、頚板状筋、後頭下筋群などの筋肉が考えられます。
これらの筋肉に微細な損傷(トリガーポイント)ができてしまうと、下記の図の赤い領域に痛みが出るようになります。
それを頭痛、と感じるのです。
(胸鎖乳突筋 :トリガーポイント疼痛パターンより)
後頭部だけでなく目の周り、額にも痛みが出ます。
(頚板状筋 :トリガーポイント疼痛パターンより)
頭頂部、眼の横に痛みが出ます。
(後頭下筋群 :トリガーポイント疼痛パターンより)
側頭部に痛みが出ます。
凍った道路で転んだ方だけでなく、スキー、スノーボード、スケートで転んだ後、頭はぶつけてないけど首が痛い、頭が重い、頭痛がするという方も、首の筋肉のトリガーポイントが影響しているかもしれません。
激しくぶつかり合うスポーツなんかでも起こりえます。
交通事故のむち打ちの後遺症も首の筋肉のトリガーポイントが関係しているかもしれません。
「首が痛い、頭が重い」ということで病院に行っても原因が分からない、という場合は首の筋肉にできた「トリガーポイントによる痛み」、ということも考えてみて下さいね。
首の痛みに対するセルフケア
首の筋肉のうち、胸鎖乳突筋という筋肉にできたトリガーポイントの解消方法は下記の動画を参考にしてみて下さい。
首・のど周りなので無理のない範囲で行って下さいネ (^_^)
【追伸】
しりもちをついた時は、衝撃から体を守るために全身にグッと力が入ります。
今回は首の筋肉のトリガーポイントができた例を紹介しましたが、場合によっては臀部や腰や背中の筋肉にトリガーポイントができてしまう場合があります。
しりもちをついた後は、どこに身体の痛みが出てもおかしくありません。
お医者さんに行っても「原因不明」と言われてしまうことが多いです。
”原因不明”の痛みでお悩みの方は、以前しりもちをついたことがないか、体に強い衝撃を受けてないか、思い出してみて下さいネ。
【追伸その二】
自分で治そうといろいろやってみたけど良くならなかった場合は、痛みの専門家である当院にご相談ください。
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