冬の身体から春の身体への移行 松田恵美子先生の身体感覚講座レポ
うみのいえ主催の松田恵美子先生の身体感覚講座に参加してきました。
今回は、冬の身体から春の身体への移行がテーマでした。
冬の身体は
冬の間、締まっているところが三ヶ所あります。
後頭部
胸
骨盤
の3ヶ所。
二月から四月の身体の変化は
梅の花の咲くころ、後頭部がゆるみ
桃の花が咲くころ、胸が開き
桜の花が咲くころ、骨盤が開く
というのが、通常の四季の移り変わりの中で起こる身体の変化です。
(気候のばらつきによって多少の前後は起こります)
春の身体は、後頭部、胸、骨盤が開いた状態になっています。
立春を過ぎた今の時期の身体は「春の身体」になりかけの身体 となります。
現代人の身体は・・・
現代人は、スマホ、パソコン、デスクワークなどで目や頭を酷使しているので後頭部がキュッと締まっていて、ゆるみにくい傾向にあります。
この時期、後頭部をゆるませておかないと、あとになって帳尻を合わせるためいろんな症状が出てきてしまいます (>_<)。
いろんなものを利用して春になろうとする
この時期の身体は自然のものを利用して、締まった後頭部をゆるめようともします。
・熱を出す 風邪をひいて熱を出すことで、身体の緊張を解く
・余分な水分を排出 花粉を利用して鼻水・涙として余計な水分を排出
・余計な緊張を取る 花粉を利用してくしゃみすることで首肩頭から余計な緊張を取る
などなど。
もちろん現代西洋医学ではこんな肉体の見方はしません。
ただこういう身体観をしていると、インフルエンザウイルスや花粉に過度におびえたりする必要が無くなります。
なっちゃても「あー、春の身体になろうとしてるんだなぁ」とか「身体ゆるませるのわすれちゃったな、来年はかからないように一年かけて身体を整えておこう」とか思えばいいわけですから (^-^)
講座では
今回は、後頭部をゆるめるワークを徹底して指導していただきました。
おかげで講座中はアクビ連発していました (^-^)
他に教わったことを少々・・・
人にはいろんな体がある
人の身体には
・肉体(通常目にしている、この体)
・*** (メモするの忘れた ^^; 肉体上にあるけど、少し位置がずれている。そこを意識することで身体の動きの質が変わる)
・気配の身体(肉体から数cm離れたところにある。これまたそこを意識することで動きの質がさらに変わる)
・他の身体(アストラル体、コーザル体、・・・)
があるそうです。
で、目に見えない身体を体感するために、こんなワークを行いました。
術者が手の甲で、受け手の手の平を押す、ということを行います。
術者は自分の身体の意識を、1回目は肉体レベルで行います。で、その時、身体の中に起こる感覚を味わいます。
2回目は***な身体、3回目は気配の身体と変えて行います。で、湧き起った感覚の違いを味わいます。
実際、やってみると・・・
!!
”これを仕事に応用したらすごいことになりそう!! 今日来てよかった。”
そう思うくらい驚きました!!
肉体と気配の身体がずれてしまう場合がある
ワークをやっている時に驚いたことがありました。
私の場合、膝の位置が、肉体と気配の身体で大幅にずれてました (>_<)
気配の身体はなんと左肩の位置に移動しちゃってたのです (>_<)
そんな私の歩く姿は「くたびれたお父さん」そのものでした。
肉体と気配の身体をすり合わせを行った結果、颯爽と歩けるようになりました。
これも仕事に応用できそうです。
梅の枝を使ったワーク
主催者の方に用意していただいた梅の枝を利用して、次のようなワークを行いました。
用意していただいた梅の枝の前に正座する
右手で梅の花の蕾にふれる。身体の中に湧き上がってくる感覚を味わう。
同じようにして咲きかけの花、咲いた花びらにふれてみる。
すると・・・
蕾にふれたときは、ムゥッとお腹が膨れる感じがしました。
花びらにふれたときは、首・頭がふわぁっという感じがしました。
咲きかけにふれたときは、背骨がスーッという感じが起きました。
!!!
状態によってこんなに感じ取れるものが違うのか、と改めて気づかされました!!!
まとめ
見えないものでも、知らないうちに影響を受けている、影響を与えていることを実感しました。
自分の日々の在り方が大切だと改めて思いました。
松田先生の身体感覚講座は月一で4年近く参加させてもらってますが、あまり身体に起こる変化を自分自身では感じ取れずにいました
(周りからはできていると言われますが、自分ではその実感がない。だからブログにも詳細に書けなかった・・・)
ここ数カ月は以前よりも「あ、この感覚がそうなのか」と少しずつ分かるようになってきました。
成長したなと思いました (^_^)