線維筋痛症の痛みの原因について

横浜市鶴見区の整体 てらお整体院 いしいです。

 

線維筋痛症の痛みの原因

一般的には線維筋痛症の痛みの原因は不明、とされていますが、これまでの経験から筋肉にできたトリガーポイントが痛みの原因である場合があります。

トリガーポイントとは、筋肉の中にできた、痛みの引き金になる”点”のことです。
普通の腰痛や膝の痛み、首の痛みなどの場合、トリガーポイントは文字通り筋肉の中に”点”として存在するだけです。多くても数点あるだけです。が・・・

触れられただけで激痛が走る線維筋痛症の方の場合、トリガーポイントが”点”ではなく、ある領域が丸ごとトリガーポイント化しています。

しかも丸ごとトリガーポイント化している部位が体のあちこちにある状態です。

トリガーポイントが痛みを出すのは筋肉が収縮したときか、伸ばされた時かのいずれかなのでトリガーポイントが一点だけなら、姿勢を変えることで痛みの出にくい姿勢が見つかることが多いです。

 

しかしながら線維筋痛症の方の場合、トリガーポイントというか、トリガーゾーンというかトリガーエリアが体のあちこちにあるのであるトリガーゾーンにとって楽な姿勢であっても、別のトリガーゾーンにとっては痛みが増強してしまう姿勢になってしまうので痛みが楽になる姿勢が見つけにくいのです。

 

薬を飲んでいるけど効果が実感できない、その理由は?

この場合の線維筋痛症の痛みは”筋痛”で、炎症ではないので、消炎鎮痛剤(痛み止めの薬)の効果は微妙です。

この場合の線維筋痛症の痛みは筋肉の攣った痛みで、現実にちゃんとある痛みです。
脳の勘違いによる痛みではないので、脳の勘違いを正す薬の効果も微妙なところでしょう。

線維筋痛症の痛みの対処法

トリガーポイントの数が少ない場合の痛みの解消法は、トリガーポイントがある筋肉が弛むような姿勢に持って行って、しばらくその状態を維持することでトリガーポイントの痛みを鎮めていきます。

線維筋痛症の痛みの場合も基本的には同じ考えで対処していきます。こんな方法で・・・?と思うかもしれませんが、”触れられるだけで激痛”という方にはこれがベストです。

ただ線維筋痛症の方の場合、先ほども述べたように、ある場所のトリガーポイントにとっては痛みが楽になる姿勢であっても、他の場所のトリガーポイントにとっては痛みが増してしまう姿勢になってしまうことが多いので、楽な状態を見つけるまでちょっとたいへんになります。

はじめは試行錯誤をすることになりますが、繰り返しているうちに痛みの出ない姿勢や部位が増えていくので、身体が楽になっていきます。

 

触れられただけで激痛

→触れられる程度ではだいじょうぶ。軽く押されると痛い

→軽く押されてもだいじょうぶ、深く押されると痛い

→深く押されてもだいじょうぶ。痛くない \(^0^)/

 

というように、少しずつでも楽になっていきましょう (^.^)

 

 

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