レストラン等の配膳で背中が痛くなってしまった方へ
今日はこの姿勢について
レストラン等でお料理を運ぶホールスタッフさん
・・・のつもり ^^;
お料理の乗ったお皿を持って運んでいる時の姿勢も気をつけながら、
お客さんのテーブルに持っていき、こぼさないようにテーブルの上に置く・・・
気を使いますし、体力も必要でたいへんですね
さて、お皿が身体の前に持つことの影響は
(1)力こぶができる筋肉(上腕二頭筋)が疲労します
(2)お皿を身体の前に持つので、身体を前に傾けようとする力が働きます。
その大きさは
(身体を前に傾けようとする力)=
(お皿等の重さ)×(お皿と背骨の距離)
となります。
(3)”身体を前に傾けようとする力”に対抗して、まっすぐな姿勢を維持するために、
背中側の筋肉が、いつも以上に使われます。
使われ過ぎると筋肉に硬結やトリガーポイントが出来て、痛みが出てきます。
背中側の筋肉の疲労を少なくするためには
・荷物(お皿等)をなるべく身体に引き付けて持つ。
・肩甲骨を背骨に引きよせるようにして、胸を張る感じで荷物を持つ
・右腕、左腕で同じくらいの重さのモノを持つ
ように心がけると良いと思います。