ボーンコントロールテクニックによる正中軸、右軸、左軸の3軸の活性化方法について

鶴見区の整体 てらお整体院 いしいです。

5月11日の水曜日、

身体の正しい動かし方ができるようになるために

小寺崇聖先生のボーンコントロールテクニックマスタースクール(略してBCTマスタースクール)に参加してきました。

BCT (2)

整体の技術セミナーにはよく参加します。

技を習っても、身体がちゃんと動かなければ、効き目のある手技にはなりません・・・

身体がちゃんと動くように、体を練ることも欠かせないのです。

 

普段は松田恵美子先生の身体感覚講座に参加して、

身体の感覚を高める修行をしているのですが、

今回はちょっと違った方面から身体を練ることにしてみました。

 

脇道それますが、パソコン的な例えをすると、

整体の技術セミナーは”アプリ”、

BCTマスタースクールは”ハード”、

身体感覚講座は”ハードとOS”のバージョンアップをするためのもの、

そんなイメージです (^_^)

 

小寺崇聖先生って何者?

格闘技団体であるシューティング(後の修斗)にて、最短KOの世界記録を保持者であり、

複数の会社を経営し、年商約6億円!というとんでもない結果を出されている敏腕経営者でもあります \(◎o◎)/!

そういった経歴ももちろんスゴイと思ったのですが、一番魅かれたことは・・・

 

伊藤昇先生のところで身体の使い方を学ばれた経験がある、という点でした。

私は十数年前、「気分爽快!身体革命」(伊藤昇先生著)を読んだことがあります。

こんなすごい先生がいるんだ、いつか道場に行ってみたいなぁなどと思いました。

 

が、よくよく本の著者略歴のところを見てみると、私がこの本を読んだ時点ですでに伊藤昇先生は他界していることが判明・・・

ちょっと残念な気持ちになったものです (>_<)

BCT (8)

昨年末、小寺崇聖先生のミニセミナーに参加した時、

ちらっと「伊藤昇先生に身体の使い方を学んだ」とおっしゃったのを聞いて、

「おおっ、何ということでしょう!!これは運命の出会いか!?もしかして引き寄せちゃいました!?」と思ったものです (笑

 

で、5月からBCTマスタースクールが始めると知り、受講を決意した次第です (^_^)

 

どんなことを学んだか?

体の使い方の3つポイントを学んできました。

  1. 正中軸
  2. 3軸
  3. 細分化

の3つです。

正中軸

正中軸とは・・・効率よく、身体に無駄な力が入っていない状態で立っている時に現れる軸、とでも申しましょうか (^_^)

人は誰しも無意識のうちに転ばないように絶えず気を付けて立っています。

普通の人は、正中軸が出来ていないので、

足首が曲がったり、膝が曲がったり、

股関節が曲がったり、骨盤が前傾や後継したり、

背中が反りすぎたり・丸まったり、頭の位置が前に移動していたりして

立っています。

 

この状態では体に余計な力が入ってしまいます。

効率の悪い身体の使い方をしているので、動作や作業に回せる力が少なくなってしまいます。

 

一方、達人は正中軸が出来ているので立つことに余計な力を使いません。

立つこと以外に力を回せるので質の良い動作・作業ができるのです。

3軸

正中軸に加えて右軸、左軸があります。

正中軸を右軸に重ねたり、左軸に重ねられるようになると

動作がブレなくなったり、バタバタした動きにならずにすみます。

細分化

身体を細かく使えるようにすることです。

例えば背骨でいうと骨盤、腰椎(5個)、胸椎(12個)、頸椎(7個)を

一つずつ意識して動かせるようになるとより精妙な動きが可能となってきます (^_^)

 

どんなことをやってきたか?

細分化

細分化のためにやったエクササイズとしては

腰痛予防とかに行うネコ体操(四つん這いになって背中を丸めたり、反らしたりするやつ)的な動き。

 

それを勢いでやるのではなく、骨盤から椎骨一個ずつ動かして行いました。

 

3軸

3軸を意識するために、旋風脚という動作を学びました。

どんな感じかというと、正中軸を右側に移します。

正中軸と右軸が重なれば、左脚は自由に動かすことができます。

その状態で左脚を扇風機の羽のごとくエイヤッと回します (^_^)

 

今度は左側に軸を移し変えて右脚を扇風機の羽のごとくエイヤッと回します。

これを繰り返して右軸と左軸を作れるようにしていきました。

 

正中軸

正中軸を作るために「正中軸スクワット」なる運動を行いました。

ちょっと変わったスクワットで脚や腕、背中の筋肉を疲弊させ、筋力で立てないようにします。

すると身体はもっとも楽な位置を探し出して立とうとします。その状態こそが正中軸が出来上がった状態なのです!

 

その状態を作るべく、正中軸スクワット1000回行いました (>_<)

600回くらいまではとても苦しいのですが、それを過ぎたあたりから、身体が楽な位置を探し当てたのか、スクワットするのが苦にならなくなってきました (^_^)

 

スクワットが終わった後は参加者皆さんの姿勢が良くなっていました!

その他

この他にも今までやったことがない動きをやりました。

ホント、恥ずかしいくらい身体を動かせませんでした。

まだまだ開発の余地があると知り、嬉しく思いました (^o^)

感想

「これらの動きをマスターした暁には俺はもっと凄いことになる!」と思いました。今後が楽しみです (^_^)

BCT (7)

正中軸スクワットのおかげで、翌日はマグカップを持っただけで腕に筋肉痛が出てしまいました ^^;